1. Adobe、「Firefly Video」アプリ公開
Adobeは2月12日、動画生成AI「Firefly Video Model」を搭載した新しいWebアプリをパブリックベータ版として公開した。テキストプロンプトや画像から高品質な動画を生成できるほか、Premiere Proへの統合も強化されている点に注目である。商用利用時の安全性(IP権利クリア)を重視しており、業務利用への敷居が大きく下がった。
ポイント
これまで招待制や一部機能に限られていたAdobeの動画AIが、誰でもブラウザ上で使えるようになったのである。「夕暮れの海辺を走る車」と文字で打つだけで、著作権的にクリーンな動画素材が手に入るため、素材探しの時間が激減する。
用語解説:「パブリックベータ」」
開発途中のソフトウェアを一般ユーザーに無料または限定的に公開し、テストしてもらう段階のこと。正式版の一歩手前であり、機能はほぼ使えるが、予期せぬ不具合が含まれる可能性がある。

2. Google「Veo 2」、YouTube Shortsに実装
Googleは2月13日、動画生成AIの最新モデル「Veo 2」をYouTube Shortsの背景生成機能「Dream Screen」に統合した。前モデルより物理挙動の理解が深まり、より高精細でリアルな映像を生成できるようになった点が革新的である。ユーザーはスマホ一つで、映画レベルの背景合成をショート動画に適用できる。
ポイント
YouTubeのショート動画を作る時に、「後ろを宇宙空間にして」と頼むだけで、最新のAIが非常にリアルな映像を作って合成してくれる機能である。以前よりも動きが自然になり、プロが作ったような映像がスマホだけで簡単に作れるようになった。
用語解説:「Dream Screen(ドリームスクリーン)」
YouTubeショート動画の背景を、AIを使って自由に作り出せる機能のこと。グリーンバック(合成用の緑色の布)がなくても、AIが人物を切り抜いて好きな背景と合成してくれる。

3. ElevenLabs、最強文字起こし「Scribe」発表
音声AI「ElevenLabs」は2月下旬、世界最高精度の自動音声認識(ASR)モデル「Scribe」を発表した。99以上の言語に対応し、OpenAIのWhisperを超える認識精度を記録している点が映像制作者にとって強力である。動画の字幕作成やインタビューの書き起こし作業が、かつてないスピードと正確さで完了する。
ポイント
動画の音声を自動で文字にするAIが、人間以上に耳が良くなったというニュースである。ボソボソ喋っている言葉や、専門用語が混じった会話でも正確に聞き取って文字にしてくれるため、字幕を作る手間が劇的に減る。
用語解説:「ASR(Automatic Speech Recognition)」
人間が話す言葉をコンピュータが聞き取り、文字データに変換する技術のこと。「自動音声認識」とも呼ばれ、Siriや字幕生成ソフトの裏側で使われている。
4. Perplexity、深層調査機能「Deep Research」
検索AI「Perplexity」は2月14日、ユーザーの代わりにWebを深く探索し、長文のレポートを作成する新機能「Deep Research」を公開した。表面的な検索だけでなく、数百のソースやPDF資料まで読み込んで情報をまとめる能力が高い点がリサーチ業務で強力である。映像制作前の事実確認や、企画書の裏付け調査が大幅に短縮される。
ポイント
「〇〇について詳しく調べて」と頼むと、AIが何十ものサイトや論文を読み漁り、人間顔負けの詳しいレポートを書いてくれる機能である。ネット検索の達人が、自分の代わりに何時間もかけて調べてくれたような結果が数分で手に入る。
用語解説:「Deep Research(ディープリサーチ)」
簡単な検索ではなく、深く掘り下げた調査を行う機能のこと。AIが「これだけでは不十分」と判断すると、自ら追加で検索を行い、納得いくまで情報を集めてくれる。
5. Midjourney V7、4月リリースへ
画像生成AI「Midjourney」の開発チームは2月中旬のオフィスアワーにて、次期モデル「V7」のリリース目標を4月に設定したことを明らかにした。画像の整合性が飛躍的に向上し、以前より予告されていた動画生成機能の実装も示唆されている点がクリエイター必見である。V6からの乗り換え準備として、現行機能の使い込みが推奨されている。
ポイント
最高峰の画像AI「Midjourney」の次のバージョンが、春には出るというニュースである。今よりもっとリアルな絵が描けるようになるだけでなく、ついに「動画」も作れるようになるかもしれないと期待されている。
用語解説:「オフィスアワー(Office Hours)」
開発者がユーザーに向けて、進捗状況や裏話を話す定期的なラジオ放送のようなもの。ここで発表される情報は公式発表の前段階のことが多く、コアなファンが注目している。
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