【2023年版】プリロール?インストリーム?動画広告、どんなものがあるの?
2023.06.16
インターネット広告は、オンライン上で広告を表示する広告媒体です。
そして、ここでいう動画広告は、インターネット広告のうち、オンライン動画コンテンツを通じて広告メッセージを伝える方法です。
今回は、インターネット広告と、その中の動画広告の種類について、まとめてみました。
インターネット広告の種類
- 検索エンジン広告: 検索エンジンの検索結果ページに広告を表示する方法です。主要な検索エンジンであるGoogleの「Google広告」やYahooの「Yahoo!プロモーション広告」が代表的なサービスです。キーワードに基づいて広告を表示し、ユーザーの求める情報にリンクさせることができます。
- ソーシャルメディア広告: ソーシャルメディアプラットフォーム(Facebook、Instagram、Twitterなど)で広告を配信する方法です。プラットフォームが提供する広告管理ツールを使用して、ターゲットオーディエンスを選択し、広告を配信します。媒体によって、細かなセグメント設定が可能です。
- ディスプレイ広告: ウェブサイトやモバイルアプリの画面上に広告を表示する方法です。バナー広告やテキスト広告、動画広告などがあります。広告ネットワークや広告配信プラットフォームを通じて広告を配信することが一般的です。
- ネイティブ広告: ウェブサイトやアプリのコンテンツにフィットし、自然な形で表示される広告です。記事やニュースの中に広告が掲載され、ユーザーにとって広告とは感じづらい形態を取ります。
- ビデオ広告: オンライン動画プラットフォーム(YouTubeなど)や動画配信サービスの動画再生中に広告を表示する方法です。プリロール(動画の前に表示)、ミッドロール(動画の途中に表示)、ポストロール(動画の後に表示)などの形式があります。スキップできるもの、できないものがあります。
これらのインターネット広告は、ターゲットオーディエンスのデモグラフィック、興味関心、オンライン行動などを考慮してターゲティングすることができます。広告配信プラットフォームを通じて広告キャンペーンを設定し、効果を測定・最適化することができます。
つぎに、動画広告の主な種類です。
動画広告の種類
- プリロール広告: プリロール広告は、オンライン動画の再生前に表示される広告です。ユーザーが選択した動画コンテンツの前に表示されるため、注目度が高くなります。一般的には5秒から30秒程度の短い広告が多く使用されます。
- ミッドロール広告: ミッドロール広告は、オンライン動画の再生中に表示される広告です。動画の途中で広告が挿入され、ユーザーが視聴を続ける前に広告メッセージを伝えることができます。主に長い動画コンテンツに適用されます。YouTubeの場合は8分以上のコンテンツで表示させることができます。
- ポストロール広告: ポストロール広告は、オンライン動画の再生終了後に表示される広告です。動画視聴の完了後に広告を表示し、ユーザーに関連するコール・トゥ・アクション(CTA)を促すことができます。
- インストリーム広告: インストリーム広告は、オンライン動画の中に表示される広告です。動画の途中に広告が現れ、一時的にコンテンツの再生を中断します。視聴者がスキップすることもある場合があります。
- ネイティブインストリーム広告: ネイティブインストリーム広告は、動画プラットフォームやソーシャルメディアのフィード内に組み込まれた広告です。ユーザーがスクロールする際に自然な形で表示され、コンテンツに溶け込むような広告形式です。
動画広告の長さや形式は、広告主の目的や広告配信プラットフォームのポリシーによって異なりますので、この限りではありません。
一般的には短い広告が注目されやすくなりますが、長い広告を利用することでより詳細なメッセージを伝えることも可能です。
動画視聴中の広告は視聴者に嫌がられる?
広告が視聴者の興味やニーズに関連している場合、視聴者は広告に対してポジティブな反応を示すことがあります。逆に、興味のない広告や無関係な広告は、視聴者にとって嫌な体験になる可能性があります。
そのようなことを避けるためにも、動画広告を制作する際には、オーディエンスが何を求めているかを理解することが重要です。
媒体によって、利用者層(性別、年齢など)も違うので、どこに表示するかによって、視聴者の興味も変わる可能性があります。
動画の尺、配信方法や内容に工夫を凝らし、視聴者に興味を持ってもらえるような動画広告配信を目指しましょう。
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