スマホで会社紹介動画を撮るコツ!
2024.06.28
会社紹介動画を、スマホで撮影する際のコツをご紹介。
ちょっとしたポイントを抑えるだけで、一気に見やすく、きれいに仕上がります。
重要なのは、撮影時のスマホのわずかな傾きやブレ、構図選びが、見る人の印象を大きく左右することを知ること!
今回は、インタビュー撮影とオフィスの内観撮影にフォーカスします。
1. インタビュー
インタビュー動画は、テキストや写真ではなかなか伝わらない、会社の雰囲気やスタッフの魅力を伝えることができます。動画の強みが大きく出る、王道コンテンツ。
アイレベルで撮影
インタビュー対象者の目の高さ(=アイレベル)にカメラの高さを合わせるのが基本です。
ドキュメンタリーでもニュースでもアイドルの密着番組でも、みんなこれを基本に撮ってます。
高さを合わせることで、実際にその場で話を聞いているような自然な印象になります。
スマホをまっすぐに保つ
スマホを地面と垂直に保つことで、画面が歪まず、視覚的に安定した映像が撮れます。
意外とこれが難しくて、ちょっと油断するとスマホが傾きます。
この傾きが撮影時では気にならなくても、あとで落ち着いて見ると、印象を大きく変えてしまっていることがわかるはず。スマホのほんの数ミリの傾きが、視聴者にとっては大きなノイズとして悪影響を与えてしまうんです。ですからプロのカメラマンは、カメラの傾きには常に細心の注意を払って撮影します。
特別な意図がなければ、手持ちでなく三脚などで固定するのがいいです。
機材が無く、やむなく手持ち撮影する場合は、スマホの手ブレ防止機能を最大にする、自身がイスに座って体を安定させる、脇をしめるなどが有効です。
サンプル写真で見ていきます。
ムービーインパクトの自由が丘オフィスで、テスト撮影してみました。
プロデューサーの樋口さんに協力してもらいました。
■アングル1:インタビューのヒキ
これはスマホの高さが高すぎる。斜め上から撮っています。なんだか雑然とした印象。
これはスマホの高さが低すぎて、下から上へ、アオる形になってしまっています。
また画角が広すぎて、余計な情報が多く、何を伝えたいのかが不明確です。
この「画角が広すぎてしまう」というのは素人の方がよくやってしまうミスです。
スマホをアイレベルで構えられています。
水平垂直が守られ、どっしり落ち着いた構図になっています。
話者を主役にしつつ、適度にオフィスの状況もわかり、
「誰がどんな状況で話しているか」がスッと、ストレス無く伝わるアングルです。
■アングル2:インタビューのヨリ
カメラの位置が高すぎる。頭の上の余白が大きすぎて、間の抜けた印象。
表情が読み取れるクローズアップ。カメラの水平垂直が守られ安定しています。
2. オフィス内観
オフィス内の様子を映すことで、会社の雰囲気や働く環境を見る人に伝えることができます。
スマホを水平垂直に保つ
オフィス内の撮影でも、スマホを水平垂直に保つことが重要です。特に柱や壁が映る場面では、それらが画面内で垂直になるように意識したいです。これにより、映像が歪まず、視覚的に整った印象を与えることができます。
一見、悪くないようですが、わずかにスマホが上から下へ傾いています。
柱の線が垂直になってないですよね。
カメラを水平垂直に撮影しました。
すべての柱の縦の線が、垂直です。
NGの写真よりも、安定した、落ち着いた印象になったのがおわかりでしょうか?
これもカメラが上から下へ、そして左下がりになってしまっています。
水平垂直に撮ったのがこちら。やはりグッと安定した印象になります。
以上、スマホで会社紹介動画を撮るコツでした。