見やすい色の使い方!

2025.01.10

福田裕士

ブログMV

こんにちは!スタッフの福田です!本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

お正月休みが明けて1週間。本格的に寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

見やすい資料の作り方講座も早いもので4回目!今回は「見やすい色の使い方」についてお話ししたいと思います。それでは例によって、あまり良くない見本から見ていきましょう。

ついたくさん色を使ってしまう問題

架空の会社の企業理念だと思ってください。伝えたい気持ちが溢れすぎて、色をつけたり下線を引いたりとポイントを絞らず過剰に強調しすぎた例です。ついたくさん色を使ってしまう・・・そんな心当たりのある方も大丈夫。ぜひ最後までご覧ください。

この資料の問題点は、強調したい部分が多すぎること。伝えたいことの優先度が整理できていないとも言えます。

基本的な考え方

上の図をご覧ください。左側は伝えたいポイントをうまく強調できている例、右側は伝えたいポイントを絞れずに全て強調しちゃった悪い例です。見ていただければわかる通り、他と差別化するから強調できるんですね。全てに色をつけたり、全てに動きをつけたり、全てを大きくすると他と差別化できないので、結果として伝えたいポイントが何なのかわからなくなります。全てを強調するのは、ほぼ不可能ではないでしょうか・・・。

改善例

先ほど、伝えたいポイントが多すぎると結局何も伝わらなくなることについて説明しました。こちらの改善例では、伝えたいポイントをしっかりと絞りました。ポイントを絞ることで、本当に伝えたいことがわかりやすくなりますし、色数も抑えられてスッキリしますよね。

ついでにフォントサイズと行間も適度に調整して圧迫感を無くせばさらに見やすくなります。(どうしても赤字部分の優先順をつけたい場合は、どちらかを太字にするなどの方法が考えられます)これだけでもかなり見やすくなると思いますが、パワポなどを使ってもう少し資料っぽく(?)したい場合についても解説します。

スライド作成時の色数について

議事録などの読ませる資料では先ほどのやり方で十分と思いますが、パワポなど見せる資料の色数について解説したいと思います。下の図をご覧ください。

パワポなどの見せる資料の場合でも、先ほどと同様、色数は増やしすぎない方が良いと思います。上の図のように4色もあれば十分でしょう。

①背景色・・・基本は白。黒・グレーなどもOK。

②基本の文字色・・・基本は黒。背景色とコントラストがついていれば他の色でもOK。

③イメージカラー・・・資料をイメージづける色。見出しや枠の色などに。コーポレートカラーなどもOK。

④強調色・・・強調したい箇所に使う色。赤や黄色など目立つ色を使う。

下はこれらを踏まえて、スライドっぽくした例です。

4色で構成したスライドの例です。いかがでしょうか?ブルー系の囲みで「迅速」「正確」「真心」という三つのポイントをわかりやすく強調しています。ブルー系のカラーは見出しや資料の下部にも使用してイメージの統一も図っています。スライドっぽいですよね。4色程度なら、過度な色使いにならず伝えたいポイントもわかりやすくなります。

いかがでしたでしょうか?お役立ていただければ幸いです!ではまた!

前回の復習はこちらから!

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