WebCMは複数配信が効果的!|ムービーインパクト スタッフインタビュー
2019.04.13
ライター:梶川美輪子
ムービーインパクトには映像の企画制作だけではなく、広告配信や運用までお任せできるんですね。
加藤:もちろん制作のみのご依頼もありますが、最近は何本かまとめて作って運用までご相談いただくことが増えてきました。
そのクリエイティブがどの媒体に向いているか、どう配信すると効果的かを考えて、よりよい運用をご提案させていただきます。
加藤さんがレポートを作るんですか。グラフや表があり分かりやすいです。
加藤:ありがとうございます。
前職がプログラマーだったので数字を客観的にみることには慣れていますし、学生時代からレポートを書いて発表することを続けてきたので…。結果を分析したり数値を改善していく作業が好きですし、自分でも向いていると思います(笑)。
レポートにすると動画が誰にどう届いたかが可視化されるので、お客様にもご納得していただきやすいのかなと。
例えば、「冒頭のジングル部分でユーザーが離脱しました」「30代男性が興味を持ってくれました」といったこともお伝えできます。
そういった結果を制作担当ディレクターにもフィードバックするんですね。
加藤:もちろん社内でも共有し、次はどう制作、配信していくか対策をします。
先ほどの例でいうと、冒頭のジングルを後半に持っていったところ離脱が減って、長時間観てもらえるようになりました。
また、エンゲージメント率の高い層にターゲットを絞って再配信する、といった方向性も見えてきます。
クリエイティブと配信、運用というのはダイレクトに繋がっているので、それをワンストップで回せるのはムービーインパクトの強みだと思っています。
【WebCMは複数制作&配信で傾向が見えてくる】
やはり、WebCMは1本作って1回配信ではなく、運用が前提なのでしょうか。
加藤:テレビCMだと、数千万円の制作費・広告費を投じて1発勝負という側面がありますが、WebCMは1本数十万円で形にして、複数のコンテンツを運用しながら動向をみることができます。
1本だと結果を見ても良いのか悪いのか分かりにくいですが、例えば3本あったら比べやすいですよね。笑えるコントのようなCM、泣けるドラマ風のCM、説明的なCM、とバリエーションが違うものを配信したら、必ず差が出てきます。
ムービーインパクトでは、どちらがより効果的な広告か検証する「ABテスト」も、比較的少ない費用で実施できます。
媒体評価が高い動画ほど表示単価も安くなりますし、やはり複数を配信して、効果を検証しながら運用していくのが一番効率が良いと思います。
投稿内容を見ると、出稿媒体によってタイトルや投稿文を変えているんですね。
加藤:YouTubeとSNSでは、それぞれ視聴してもらいやすい文面、文字数の傾向が違うんですよ。
<制作・運用例>
Facebook: https://www.facebook.com/LifestyleLaboratoryTEPCO/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCGSXwlnTWgcf6wHoekOlq-Q/
クリエイティブの長さや音声の有無などでも、媒体で向き不向きがあったりします。
これまでかなりの本数を配信してきてノウハウは持っているので、ポイントを押さえて配信させていただきます。
ターゲット設定もメニューが多く複雑そうです。
加藤:特にFacebookは、かなり詳細なターゲティングができますよね。ユーザープロフィールをもとに、地域や年齢、性別、役職、収入、趣味、行動パターン…などいろいろ選択できますが、最適な設定ができてユーザーにたくさん観てもらえると、「良かったぁ」って思います。
インサイトを見れば、視聴数はもちろん、いいね!やコメント、シェアなどのエンゲージメント、コンバージョン率が細かく分かります。
【ターゲット設定よりもクリエイティブが大事】
複数の動画を配信し続けて分析をしていくと、細かなターゲット設定よりもクリエイティブによって視聴者層が大きく変わることがわかってきました。
家電の紹介動画を配信すると、食洗機は女性に、掃除機は男性のウケがいい。同じ生活家電なのに、性別で分かれるのは予想外でした。
この結果もお客様と社内にフィードバックして、クリエイティブをかわいらしく女性向けのものにしたり、ターゲット設定を男性に絞ってみたりと、次のプランニングに活かしました。
お客様のベネフィットとなる、強力なワンストップサービスですね。
加藤:そうですね。動画広告の制作だけではなく、配信までご依頼いただけると、ムービーインパクトのパフォーマンスを最大化できると思います。
ぜひたくさんWebCMを作って、広告運用を試していただきたいです!
加藤志摩 (かとう しま) / ウェブマスター
動画の配信・運用、HP制作管理などを担当。プロジェクトマネージャーも兼任。愛知県出身。
大学院を修了後、プログラマーとしてメーカーに勤務。大学の映画研究サークルで先輩だった神酒大亮に誘われ、ムービーインパクトに入社。
社内外で頼りにされる、心優しいお姉さん。