【最新】2019年、個人的に気になる動画カメラまとめ|映像制作・動画制作ブログ

2019.07.01

市原 悠

2019市原が気になるカメラ

動画広告市場が盛り上がり続ける中、どんどんシネマカメラも低価格、高性能で手に入る時代になってきましたね。

 
今年上旬、パナソニックからフルサイズミラーレスカメラのS1、S1Rが出ましたが、それらを更に動画に特化させた、

S1Hの開発が発表されました。

Panasonic LUMIX S1H

 
本家ニュースリリースはこちら
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/06/jn190603-1/jn190603-1.html
 
簡潔に、気になる動画性能だけ上げると、6K/ 24fps、5.9K / 30fps、4K / C4K /10bit /60fpsで収録。V-Log / V-Gamutもサポートされ、ダイナミックレンジは14stop。しかも時間無制限の連続収録可能。
正直、これはなかなか良いんじゃないでしょうか。
中でも4K/60fpsの10bit内部収録が個人的にはポイントです。
よく比較される、キャノンのEOS Rも、ソニーのα7Ⅲも動画ではそのレベル、特に10bit内部収録に対応しておらず、動画撮影時に余計な機材の追加なり、画質に妥協なりをすることになります。ソニーはα7SⅢという動画特化型の機種を開発中かと言われていますが、それが全然発表すらされないので、S1Hの発売と似た時期になにか動きを見せてこないと後塵を拝すかもしれません。(でも期待はしています、ソニーさん)
ぶっちゃけ6Kはまだ小さなプロダクションで使うことはないでしょうし、そこはあまり気にしていません。
なお、発売は2019年秋頃の予定だそうです。詳しい値段への言及はありませんが予想40万円くらいかなと言われています。
 

更に、ブラックマジックからはURSA Mini Pro 4.6K G2が発売されました。

ブラックマジック URSA Mini Pro 4.6K G2

 
こちらは一眼ムービーと言うよりも完全にシネマカメラとして設計されています。
4.6Kスーパー35mm HDRイメージセンサーで、4.6K/120fps、DCI 4K/150fps、フルHD/300fpsで収録。Raw、Proresに対応し連続収録可能。ダイナミックレンジは15stopとてんこもりです。
値段も68万以上とそれなりです。(それでもむちゃくちゃ安いと思うけど)
 
ちなみにブラックマジックからは、ポケットシネマカメラ4K、パナからはGH5S、FUJIFILMからもマイクロフォーサーズのいいカメラがでていますが、僕はフルセンサーのボケ味と低ノイズが譲れないので、買いません!(謎の断言)
 
 

最後にドローンで有名なDJIからは、Osmo Actionが発売。

GoPro HERO 7 Blackが持っているアクションカム市場に堂々参戦です。
 

DJI Osmo Action

 
大きな特徴は自撮りにとても便利なフロントディスプレイ。GoPro比較で、それ以外のメリットがあまり見当たらないのですが、DJIはドローンが黎明期のときからどんどん機材を進化させている実績があるので、今後の飛躍に期待します。
 
 
正直値段とスペックだけ見てもワクワクしますね。いよいよ自分の持ってるパナソニックのGH4も買い換えようかと思ったりしていた矢先だったので、とりあえずS1Hを待ってみたいと思います。

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