R5C カメラリグ 装備例紹介

2023.05.02

スタッフ

ムービーインパクト技術部です。

今回は新しく導入したCanon EOS R5Cのカメラリグを紹介したいと思います。
極力軽くしたいと思いつつも撮影に必要なものは多いのでどうしても装備品が増えてしまいます。

以下、実際にムービーインパクトの撮影で使われている装備例をご紹介します。

(1)Manfrotto 244MINI フリクションアーム
(2)SmallRig 3786 BlackMamba ARRIトップハンドル
(3)SmallRig 3890 BlackMamba カメラケージ
(4)SmallRig HSN2093C 汎用ウッドサイドハンドル
(5)SmallRig 1674 多用途U型クイックベースプレート
(6)FEELWORLD LUT7S
(7)Hollyland Mars 4K
(8)CAMVATE アーム
(9)Moman Power 99
(10)RODE VideoMic NTG
(11)SmallRig 3021 HDMI変換アダプター
(12)NEEWER 15mmロッド
(13)Moman Vマウントバッテリープレート
[総重量:3,994g]

R5Cは小型軽量で重量はたった680gなのですが、リグを組むとおよそ4kgにもなってしまいます。
実際にはこれにレンズを装着するので更に重くなります。

リグのベースはSmallRigのR5C用のカメラケージで、そこにSmallRigを中心に拡張パーツを取り付けています。
サイドハンドルは使ってみると便利で、アクセサリーを装備するための拡張パーツとしても有用です。
また木製なので手触りも良く、愛着がわきます。

カメラ背面に配置しているVマウントバッテリーからカメラ本体をはじめモニターとトランスミッターへ給電を行っています。
このVマウントセットだけでおよそ1kgありますが、モニターとトランスミッターは本体にバッテリーを装着する必要がないので、上部が重くならずそれなりに取り回しがしやすくなってはいます。
R5Cは電力消費が激しく、内蔵のバッテリーだけだと不安なのでVマウントバッテリーからDCカプラーを使って安定的に給電しています。

R5Cを導入するにあたって最大の懸念点と言っても過言ではなかったのが、マイクロHDMI端子を採用しているということでした。
小型カメラなのでマイクロHDMIが使われているのは仕方がありませんが、マイクロHDMI端子は故障が多く心配でありました。
今でも心配ではありますが、SmallRigのHDMI変換アダプターを使って端子がなるべく傷まないようにしています。
1〜2年程度でダメになるような気はしていますが、HDMI端子をガードする製品があるのとないのとでは大違いで、リグの中でこれが一番重要なアイテムかもしれません。

今回紹介した装備は一例に過ぎず、リグ装備はモジュールシステムになっていますので、撮影の規模や状況によってもう少し軽装にしたりすることもあります。
ムービーインパクト技術部は、R5Cの装備を更に洗練させ、いい作品が作れるようサポートしていきたいと思います。

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