動画広告どこで出せばいい?【2023年版】出稿先・媒体特徴まとめ

2023.06.09

加藤 志摩

動画広告は、デジタルマーケティングにおいて非常に重要な役割を果たしています。

効果的な結果を得るためには、適切な媒体と配信方法を選択することはもちろん、具体的な目的や予算、対象オーディエンスに基づいて、広告プランを立てることが重要です。
そして、媒体にあった動画広告を制作することが大切になります。

今回は、広告媒体の特徴と、効果的な動画広告の特徴をご紹介します。

 

●広告の媒体は何がある?

一般的な広告媒体として、主に以下のものが挙げられます。

・インターネット広告
ウェブサイトや検索エンジンの広告、ソーシャルメディア広告(Facebook、Instagram、Twitterなど)、オンラインニュースメディアの広告などが含まれます。動画であればYouTubeなど動画配信サービスの動画再生中に広告を表示する方法があります。

・テレビ広告
テレビ番組やドラマ、スポーツイベントなどの放送中に広告を流す方法です。オーディエンスの視聴習慣や視聴率などを考慮して選択します。

・ラジオ広告:
ラジオ番組や音楽放送中に広告を流す方法です。特定の地域やデモグラフィックに対して効果的な場合があります。

・新聞・雑誌広告
新聞や雑誌の紙面上に広告を掲載する方法です。特定の読者層や関心事を持つ人々にアプローチできます。

・屋外広告
駅やバス停、ビルの壁面、看板などの屋外スペースを利用した広告です。交通量の多いエリアや特定の地域に向いています。

・デジタルサイネージ広告:
商業施設や交通機関のデジタルディスプレイを利用した広告です。リアルタイムの情報や動画を表示することもできます。電車やタクシーなどでも動画広告が多くなっています。

 

クリエイティブも媒体に適したものを準備する必要があります。
動画広告の場合は入稿の規定(動画の長さ、サイズ、データ形式など)も様々なので、専門の動画制作会社に相談することも一つの方法ですね。
 

●媒体に適した動画広告は?

それぞれの媒体に適した動画広告を制作するポイントをまとめてみました。

1.オーディエンスを理解する

効果的な動画広告を作成するには、まずオーディエンスを理解することが必要です。オーディエンスの年齢、性別、興味関心などを把握し、それに合わせた動画コンテンツを作成しましょう。

2.媒体選択の考慮事項

インターネット広告媒体(検索エンジン広告、ソーシャルメディア広告など)やテレビ広告、屋外広告など、様々な媒体があります。媒体の特性、対象オーディエンスの嗜好、予算などを考慮して、最適な媒体を選びましょう。
インターネット広告は、オーディエンスセグメントや予算、配信期間などの細かいコントロールが可能です。

3.媒体ごとの動画広告の活用方法

インターネット広告媒体
検索エンジン広告: キーワードに基づいた広告を作成し、オーディエンスが求める情報にリンクさせましょう。
ソーシャルメディア広告: オーディエンスのプラットフォーム利用傾向に合わせた広告を作成し、ユーザーの関心を引くようなストーリーテリングを心掛けましょう。
インターネット動画広告は、スキップされないよう、冒頭のインパクトが重要。最初の5秒で驚きを入れて、見る人に「何これ!?」「続きが見たい!」と思わせることが大切です。

テレビCM
主要な番組やオーディエンスが注目する時間帯にしましょう。クリエイティブなコンテンツとメッセージで視聴者の心をつかみ、視聴者が覚えやすい広告を作成しましょう。テレビCMは入稿までの手順が複雑なので、代理店や配信もできる制作会社に相談することもお勧めです。

屋外広告
高頻度の交通量や人通りのある場所に広告を配置しましょう。ビジュアル要素を重視した簡潔なメッセージやグラフィックを使用し、瞬時に理解される広告を作成しましょう。

デジタルサイネージ広告(交通機関)
利用者が短時間で広告を見ることが多いため、短い尺で効果的なメッセージを伝えることが重要です。視聴者の関心を引くストーリーテリングやインパクトのある映像を使用し、わかりやすく魅力的な広告を作成しましょう。

 

成功する動画広告キャンペーンを展開するためには、常に効果をモニタリングし、必要な調整や最適化を行うことも重要です。
テレビやラジオなどはどれくらいの人に見てもらえたか詳細の効果測定が難しいですが、インターネット広告であれば、視聴数や離脱ポイント、オーディエンスの年齢層や興味関心などもデータを分析することができます。
それをもとに次の動画広告をどのようにするか、PDCAを回していくことが可能です。

また、行動を促すCTA(コール・トゥ・アクション)を組み込むことで、視聴者に具体的な行動を促すことができます。例えば、商品やサービスの購入、ウェブサイトの訪問、アプリのダウンロードなど、視聴者が広告に反応しやすいアクションを表示しましょう。

上記のような配信側の要素も大切なのですが、一番重要なのは
動画の内容が見る人にとって役に立つ情報、共感できるものであること
だと思います。

みてよかった、面白い、と感じてもらえる動画制作&配信し、マーケティングに役立てていきましょう!

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