軽いカーボン三脚という選択(Libec NX-300MC)

2023.11.13

スタッフ

ムービーインパクト技術部です。
実は今年度から三脚を新しくしていましたので、今回は弊社が使っている三脚について書いていきます。

これまでは、Manfrotto(マンフロット)の「546B,504HD」をメインで使っていました。
プロが使う三脚は、カメラと接続するヘッド部分と3本脚の部分が別々になっていて、上の機種でいうと「546B」が三脚部分の型番で「504HD」がヘッド部分の型番です。
セット販売されている三脚に型番が与えられていることもありますが、Manfrottoの場合は三脚とヘッドそれぞれを合わせたものが名称となっています。
機械的な文字列よりは、三脚とヘッドのセットをパッケージとして名付けてもらったほうが使う側としては落ち着きます。

このManfrottoの三脚はヘッドは滑らかで高さ調整の幅も広くなかなかよかったのですが、どうにもこうにも重いのです。
アルミニウム製で6.17kgあり、機動性を重視する撮影スタイルの弊社ですからこれは重すぎました。
三脚は重い方が機能的にもいいというのはありますし、もっと重い三脚を使っている事例はいくらでもあることはわかりますが、重いより軽いほうがいいんです。

やはり軽いならカーボン製だなということで、埼玉県に本社を構える平和精機工業株式会社のLibec(リーベック)の「NX-300MC」を導入しました。
同サイズの三脚では世界最軽量らしいです。

NX-300MC(NH30,RT20C,BR-2B)
重量3.8kg、高さ80~167cm、パイプ材質カーボン、最大搭載荷重10kg

弊社はLibecの三脚を愛用し続けていて、パーツが壊れたりして取り寄せた時も非常に親切に対応してもらっていたのでそういう点では国内メーカーというのは安心でありました。
その時たまたまだったのかもしれませんが、過去にManfrottoの三脚パーツを購入しようとしたら海外取り寄せで1ヶ月以上待ったということもありました。
(もちろん国産品でもパーツがない時は同じくらい待つこともあります。)

この三脚「NX-300MC」は、ヘッド部分「NH30」と三脚部分「RT20C」とミッドスプレッダー「BR-2B」がセットになっている製品の名称で、上の写真がヘッド部分です。
ヘッドの左右にそれぞれ違った和風の飾りが施されており、「Japan Crafted」記載も合わさって日本製というのがとても伝わってきます。

今回、この三脚を導入したポイントの一つとして、プレートがManfrotto規格だったということも大きかったです。
弊社では既にManfrottoの三脚を保有していますので、そちらとの互換性があるのでこれは便利だなと思いました。
上の写真がスプレッダーパーツ「BR-2B」で、室内撮影が多いのでミッドスプレッダータイプを選びました。
スプレッダーというのは三脚の足の真ん中についている安定した開脚状態を保つための部品です。
ミッドスプレッダーの他にはグランドスプレッターというタイプがあります。

最後に少し厳しいことも書いてしまいますが、使ってから半年でフットパッド裏面のゴムパーツが3個中2個剥がれました。
両面テープで貼られているだけなのでいつかは剥がれるんでしょうけど、もっとどうにかならないのかと思ってしまいます。

この部分に関しては改善を求めたいと思いますが、弊社のディレクターをはじめとしたスタッフからもこの三脚は評判がよく全体的に満足しています。
機材はメンテナンスをしながら使い続けていくことが基本ではありますので、修理しつつ愛用しお客様に喜んでもらえる作品を作り続けたいと思います。

  

  

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