映像制作にGoogle Driveってどうなの?|映像制作・動画制作ブログ

2017.09.25

市原 悠

google drive イメージ

弊社では、映像制作のデータをクラウド化して運用しています。

どういうことかと言いますと、撮影したデータ、その他素材を、案件ごとにGoogle Driveで共有しており、遠隔でも作業ができるよう工夫しております。
こうすることで、スタッフ全員がプレビューデータなど参照できますし、遠方の編集マンなどに依頼するときも簡単です。
 

しかし、そんな矢先、Google Driveが終了!などという知らせが入りました!

Googleさん、やっちまったか、このサービスも見切っちまったか…と思いきや、
蓋を開けてみるとアプリとしてのGoogleDriveがサポートを終了するだけで、それをすべて「バックアップと同期」もしくは「ドライブファイルストリーム」いずれかのアプリへ移行せよ、ということでした。アプリ名が「バックアップと同期」という非常に色気のない名前であることはさておいて、詳しくはlifehackerさんのコチラの記事にかかれています。
https://www.lifehacker.jp/2017/09/170920-google-drive-is-dead-heres-what-you-need-to-know.html
 
内実はほとんど同じみたいですが、弊社もコチラに移行していきます。
これまで実は、GoogleDriveアプリはかなりエラーや強制終了が多く、使い勝手が必ずしもよくありませんでした。いや、むしろ割と終わってました。。
しかも原因がわからず、日本語で検索しても解決するようなものも見つからず、英語ができない私は四苦八苦しておりました。
 
例えばトラブルとしては
・大容量のデータ(100GBとか)をあげようとすると途中で停止し、強制終了する。
・データが重複してアップされる。
・データを消しているのに、空き容量が減らない。
・勝手にアップしたデータが消えてく(コレは非常に困りました。原因いまだわからず…)
・ローカルの外付けHDDにある共有フォルダを認識しない。
・一度PCを再起動するとなぜか認識し始める。
・「〇〇のファイルを削除しますか?」といったポップアップが画面中央に頻繁に出て作業の邪魔をする。
・とにかく作業中に強制終了しまくる。
・赤子を見守るくらい見ていないと強制終了。
・強制終了しすぎるので、一旦終了させておいて、帰りがけに始動させて帰ると、翌朝もちろん強制終了しており、全く共有できていない。
 
といった事件が多発しておりました。
 
ところが!
 

今回の移行に伴い、明らかなバグが大幅に減ったように思います。今のところエラーで終了しておらず、快適そのものです。

これまでの苦労は何だったのでしょうか。
ダメージをためこんで技ゲージをため、瀕死になったところで強烈なコンボを繰り出し、一気にドヤ顔で攻め倒す格闘ゲームのそれかと思うほどの、爽快な勝ち逃げです。
GoogleDriveアプリさん、さようなら!
 
結果として良いことづくめだったわけですが、今後またいつ反乱を起こすかわからない、この同期アプリの動向を見守っていきたいと思います!
 
弊社では映像データが非常に重いので、10TBのプランを使用しておりますが、15GBまでは無料なので、クラウドでデータ運用する際は一度視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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