ハリウッド俳優が絶対に絶対に必要なもの2つ|映像制作・動画制作ブログ
2018.02.02
こんにちは。
キャスティングの池野です。
活野ではなく、池野です。
はい、今年に入って「活野」の名刺を配りきったこの機会に、
おもいきって、本名の「池野」に戻してみました。
さて、前回、「ハリウッド俳優がオーディションで絶対必要なもの4つ。」と題した記事を書きましたが、実のところ、まだまだ絶対必要なものが2つあります。
むしろ、これは絶対絶対に必要なものです。
勘の良い方は、お気づきですね。
英語とビザです。
今回は、英語について書きます。
(ビザに関してはとっても長くなるので、またの機会に)
これは、誰でも想像できますね。
やはり英語ができないとハリウッドでは戦えません。
私が向こうで感じたのは、
「芝居がとっても出来て、英語がまったくできない俳優より、
芝居がまったく出来ないけど、英語がネイティブの俳優の方が仕事がある」
ということです。
後者は、俳優なのか、、というところはありますが、それがハリウッドなのだと思います。
英語がネイティブに話すことができて、スタートラインといったところでしょうか。
そして、それだけではまだ足りません。
ハリウッドには日本人の役がとても少ないです。
アジア人(中国人、韓国人など)の役も取っていかなければいけません。
日本語なまりの英語だけでなく、中国なまり、韓国語なまりの英語も習得する必要が出てきます。
(英語もままならなかった私は、この時点で、自分のことは完全に棚にあげています、、)
途方も無いことのようですが、それを習得できれば、それだけチャンスが広がります。
ハリウッドを目指す方々は、頭の片隅に置いておいていただけますと嬉しいです。
日本で活動されている方も、やはり英語ができるとチャンスは広がります。
外国の作品を日本で撮影するといった際に、英語のできる役者を探しているといった場合、
英語ができないと、エントリーすらできない、、といった状況になります。
逆に英語が多少なりともできれば、大チャンスです。
私の知る限りでは、英語のできる俳優は、10%もいないと思います。
英語なんて必要無いっしょ!という方もいるかと思いますが、私はそうは思いません。
例えばですが、ご自身が出演した映画(日本で撮影した、全編日本語の映画)が、海外の映画祭にノミネートした場合、国にもよりますが、登壇の際、英語でスピーチや質疑応答が必要になってきます。
ここで、英語をバシッと話せれば、それを見た他作品の監督だったり、プロデューサーと話すことができ、次回作のオファー!なんてこともあるかもしれません。
国を越えて、コミュニケーションを取れる。
それって、とっても楽しくて素晴らしいことだと思いませんか?
さぁ!英語を始めましょう!
英会話スクールのCMみたいですね笑
次回は、英語が苦手だった私が実践した英語の勉強について話せたらと思います。
つづく