Zoomを使ってオンライン撮影できる!?より良い画質で撮る方法

2021.03.16

森 拓人

コロナ禍においてはウィルス感染はやはり心配です。

それを受けまして、つい先日zoomを使ってオンラインでインタビューを行い、そのインタビュー画面を収録して動画広告にする、という機会がありました。

ですが、zoomは必ずしも画質がいいわけではありません。

それでもなるべくクオリティを上げたいとの考えで、いかにインタビュー画面の画質を上げるか試行錯誤しました。

今回はその試行錯誤で得た、より良い画質での映像を、手軽に取得する方法をご紹介します!

■Zoomの録画機能を使って収録

まず、大前提ですが、Zoomには画面と音声を録画できる「画面録画機能」があります。

これは本来、オンラインミーティングの議事録代わりとして使うような機能です。

ですが、今回はこの画面録画機能を使って収録した映像を、そのまま編集素材として使うことになりました。

さて、その画面録画の保存方法ですが2種類あり、PC本体に録画するローカルレコーディングと、web上のZoomアカウントに保存するクラウドレコーディングです。
PCでは両方選択できますが、携帯型端末(携帯電話やタブレット)の場合はクラウドレコーディングのみ利用が可能となります。

これには他にもアイデアがあり、

・zoomの映像をmacのクイックタイムを使って、スクリーンを画面収録する方法(スクショの動画版ですね)

・zoomの画面録画を出演者側で録画してもらう

・zoomの画面録画をスタッフ側で録画する

などです。

この収録方法で、出演者が可能な限りキレイに映るようにするためには、どうすれば良いのかと考えた結果、最善策は

「出演者側で録画をしていただく」という結論でした。

とても当たり前な結論ですみません!

そもそもZoomの画質の良し悪しは「カメラの性能」と、「インターネットの安定性」に大きく左右されます。

今回の出演者は携帯電話のインカメラで撮影をされるとのことで画質は充分でした(スマホの進化すごい)。

さらにインターネットの安定性もありました。

本来我々スタッフが録画を行ったほうが、色々と出演者側にご負担はないわけですが、やはり、我々インタビュアー側で録画すると映像の遅延や、ノイズが出る可能性が高く、いろいろ試した結果、出演者にその場で録画をしていただくのが画質的にはベストなのでした。

■録画したデータの受け渡し

しかし、ひとつ問題が起きました。

今回の出演者は携帯電話での参加です。そうなると前述の通りクラウドレコーディングをするしかありません。

クラウドからデータを取り出すには、一度web上のZoomアカウントにアクセスしてもらい、データをダウンロードし、なんらかの方法でそれを送ってもらう、という必要があります。

出演をお願いしている身としては、この手間の多さは問題ですよね。

この手間を解消するにはどうしたものか…と思いながら検証をしたのですが、これはzoomのクラウドレコーディングの性質によって解決できました!

はい、結論から言いますと、クラウドレコーディングの場合、録画されたデータは、録画ボタンを押したのが誰であれ、会議URLを発行した人のZoomアカウントに保存される

すなわち、出演者に画面録画をお願いしても、その録画データは、会議URLを発行したスタッフ側に来る、ということだったんですね!

ですので、出演者には、録画と停止をしてもらうだけ!

Zoomアカウントにアクセスして、ダウンロードして、という煩わしい作業をお願いする必要はありませんでした。

もし、自分以外の誰かに録画をしてもらわなければならないけれど、データは自分が受け取りたい…!そんな時には会議URLを自分で発行してあげれば解決です!

そんなzoomなどを使った、オンライン収録も弊社では、度々行っておりますので、よければ気軽にご相談ください!

これを使えば、海外でも宇宙でもどこでも?インタビュー動画がいい感じにできますね!

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